零戦

ゼロ戦、零式艦上戦闘機、何機もプラモデル作りました。本も読みました。
ゼロ戦に限らず、ドイツの戦車、日本陸海軍の飛行機、軍艦のプラモデルはよく作りました。

で、いま書店で平積みになっているやつのこと。
零戦は好きですから、何年かまえに自分で書店で自分の財布から金を払って買って読んだ。

ひどかった。最初からとにかくひどかった。

新聞記者が出てくる。こいつの設定がまず定型的すぎてアウトである。
こんなものを小説と呼んではいけない。中2の作文だ。

図書館で借りたり誰かから借りたりもらった本ならばもうここで読むのは止める。
だけど自腹きった本だからとりあえず読んだ。
破り捨ててしまいたくなったけれど、本そのものには何の罪もない。

内容はどこかで聞いたようなどこかで読んだようなことが書いてあった。
戦争で亡くなった人たちを小馬鹿にしている。
こんなのを「感動した」なんて日本の国語教育について真剣に心配している。
三丁目の夕日の「神風タクシー」の回とか、吉村昭の「零式戦闘機」とか読んだらいいのにね。佐々木譲の「ベルリン飛行指令」もいい。

で、僕が本当にアタマにきているのはですね、そんなのを書店が平棚に並べてドカーンとポップ立てたりして大々的に売り出している事。
書店の経営が大変だというのは存じております。本、大好きですから書店員の皆さんが幸福になる事を日々祈っています。
だけどね、こういう「一杯のかけそば」的な小説とも呼べないような本を仰々しく大々的に売り出すなんてあんまりじゃないかと思うのですよ。内容に関係なく、存在としての書物に対しての冒涜でなないですか。
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by oswtknr | 2014-02-11 22:54 | 書店パトロール