はじまりのはじまり

2003年の初秋、おととし9月の最後の日曜日の夜に、小国町の友人から電話がありました。「喫茶店作ろうと思うんだけどやる?」たしかこんな内容でした。そして僕は二つ返事で「やるやる」。

その頃、「廃材王国」「タンポポハウスのできるまで」という本とテレビの「北の国から2002遺言」と「遠藤ケイさんが新潟の古民家に暮らす話」がとても気になっていました。
2冊の本は建築にたいする既成概念を山の向こうへ蹴飛ばしてカラカラと笑っているような内容で、「えーっ!こんなことしていいのかよー!おれもやりてー!」ってね。
そして「北の国から」では廃材の家を作ってしまうということと、その家を造るときときの「結(ゆい、ゆう)」という風習・習慣が「オッ?!」って心にひっかかっていたのでした。遠藤ケイさんは古民家を改装するのに近所の人や友人知人を巻き込んでとても楽しそうだったのですよ。

c0009461_18295274.jpgだからその晩に誘いの電話をもらってから、実際の現場を見ることになる次の週末までに、僕の中では「廃材王国」と「タンポポハウス」と「北の国から」をやっちゃおう、って心に決めていたのでした。
それでほんとにやっちゃったんだよね。
いま茶飯美を切り盛りしている新野夫妻、週末に参加する僕と違って彼らは毎日改装と開店の準備にとりかかって大変だったんだよなあ、その新野くんたちと友人たちとかつて額装店だった建物を見に行ったわけだ。
そして以降3ヶ月にわたって友人知人近所の人たち遠くの人たち老若男女を巻き込んでの「茶飯美」制作が始まったのであります。

つづく
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# by oswtknr | 2005-01-23 09:30 | 茶飯美劇場

これぞおいし~い「あったか鍋!」
明日、1月23日山形県小国町で鍋料理のイベントがあります。
茶飯美も「五穀の会」の人たちと出店します。雑穀を使った鍋料理をだすそうです。
国道113号線の道の駅「白い森おぐに」で12時から14時頃までやってます。
行ってみてけろ。
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# by oswtknr | 2005-01-22 22:22 | 日常茶飯美

アクアマリン

土曜日、小国の茶飯美に行ったとき、針金で作ったカードホルダーの試作品を持っていって店の女性たちに見てもらいました。3パターン、けっこう自信あったんだよね。
そしたらノブちゃん「これピアスを引っかけるのでしょ?」だって。「ピアスのフックをホルダーのカーブにかけるとちょうどよそさう」なんだそうです、ふむ。まったく想像もしなかった使用目的、ふむむ。
で、「かわいい石なんかついているともっといいかも」だって。「えー石?」ふむむむ。

松任谷由実の「パールピアス」という曲。真珠のピアスをわざと男の部屋に置いてきちゃう、っていうやつ。日曜夕方のFMのハガキそのままじゃんか。
これってまるで戦場で撤退直前に地雷を撒いていくようなもんじゃないですか、おそろしい。じっさいそういうことをしちゃうやつっているんだろうな、きっと。

客船に乗ってほぼ「あいのり」みたいな旅行をしたことがあります。
そのとき女の子の指輪の石がなくなっちゃいました。あのときは船じゅう探しましたね。けどその船は2万トンクラスだったから広くて大きくてね、見つからなかったんだよなあ。
その子の指輪の石は「アクアマリン」っていう青くって小っちゃな石でした。

「ピアス掛け」おもしろそうだから作ってみます。
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# by oswtknr | 2005-01-17 23:41 | 手仕事

ジンギスカン登場

冬です。正真正銘、ドキュメンタリータッチに完璧に冬です。すごいですね今日の雪は。
小国町、昨日行っておいて正解でした。映画の宣伝

c0009461_1827486.jpg今日この天気でノコノコ出かけていたら白鷹か飯豊あたりの吹きだまりに突っ込んでいたかもしれないです、ホワイトアウト。去年は真冬に上映会するために吹雪だろうがかまわず往復していたんだけどなあ。

雪に覆われた街を想像していたら、道路はすっかり除雪されていて茶飯美の前も写真のとおりきれいに片付いていました。ガラス戸には向かい側に残った雪が写り込んでいます。今頃はまた真っ白な街になっちゃっているんだろうね。

昼食の混雑が済んで、薪ストーブでホンワカあたたかい店でぼんやりコーヒー飲んできました。これぞ至福のとき。あっ、お土産に持って行ったミッシェルのロールケーキ食べてくるの忘れた!残念。
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# by oswtknr | 2005-01-16 12:31 | 日常茶飯美

セカチュー

ついに見てしまいました、受動的に、「世界の中心で愛を叫ぶ」。
ハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」の破滅的なイメージが強すぎて、いったいどんな純愛なのだ?って思ってたんだけど。
ストーリー、わりと普通でしたね。それほど騒がれる要素ってどのへんなんだろう?

女の子はかわいかった。平井堅の歌もよかった。そして物語そのものからちょっとずれるけど、主人公のソニー製ラジカセ(おおー!)から流れているのは佐野元春の「サムデイ」、二段ベッドから手が届く天井に張ってあるのは松田聖子のポスター、あれってまるでオレじゃんか!って思っちゃいました。それから僕は持っていなかったけどソニーのウォークマン、これは当時すでに小さかったよなあ。
なんてこのあたりは見ながらとても「懐かし」がっていましたね。けれどこれはあくまでも我が同世代が共有できる狭い印象。

不治の病を物語に使うのはあまりに安易というか卑怯というか、だって昼のメロドラマだっていまどきそういうの使うか?おそらく「喪失感」を伝えたかったのだろうと思いますが心動かされることはありませんでした。残念。
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# by oswtknr | 2005-01-10 11:29 | ふむ

迷犬登場

c0009461_1824263.jpg書店パトロールリポートです。

八重洲ブックセンター地下のレジカウンター脇で雑誌「海風」発見。沖縄口でウミカジと読みます。「本の雑誌」と同じA5サイズ。発行元は那覇の海風本舗。

創刊号の特集は「南風に吹かれて島から島へ」、2号は「焚き火/ハンモック革命団」ですよ。買わない方がおかしいじゃん。

そして3号は、「一冊丸ごとTrip特集・来春発行希望」だって。こういうのまるでむかしの「本の雑誌」だよ。サイコー、ハハハ。

「アウトドア」誌が休刊して「ビーパル」が完璧にカタログ雑誌になってしまったいま、こういうの絶対イイですよ。去年創刊したスイッチパブリッシングの「コヨーテ」ほどクールでなくて文字数少ないし読みやすいし。
ほどほどにアナーキーでほどほどに脱力しているところがとってもいいです。読むべし。
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# by oswtknr | 2005-01-05 21:59 | 書店パトロール

北の国から

今年ひとつめの「足場板の式台」です。実家の玄関に式台を作ろうと前から思っていたのですがどうもイメージがわかずにいました。そして正月2日、フジテレビ「北の国から」再放送の五郎さんが作った廃材利用の家を見ていたら「!」ってひらめいたのでした。

c0009461_18221847.jpg物置の裏に置いてあった古い杉の足場板。ツーバイフォー材をH状に組んでから切った足場板を置いて黒く塗装。介護保険等で推奨されている奥行き40センチには少々足りませんが玄関の上り下りには十分な広さがあって、膝の負担も軽くなりとても便利です。
「廃材の家」、いいですよね、すっごく。けんども屋根の仕上げに中古トタンを張るのだけはいかがなものかと思ったのは僕だけ?
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# by oswtknr | 2005-01-05 19:19 | 手仕事

今夜のシベリア寒気団

冷えます。夕方、急に冷え込んできて頭がガンガンしていました。まだ「しばれる」ほどじゃないですけど。
c0009461_18191822.jpg今年もそれなりによくやったじゃんかって、夜は温泉へ行こうかなって思ってましたけど、どうにも寒くて延期です。
さてさて、ランタンに続く新作として「カードホルダー」作ってみました。いわゆる「写真立て」ともいいます。くるくるの渦巻きに写真やポストカードをはさむようになってます。どうかな?
正月休みのあいだにもっとくるくるアイデアを練り上げるつもりです。
どうもくるくる回る模様、唐草模様っていうんですか?あれに愛着というのか執着というのかな、うちのご先祖様が染物屋をやっていたことと関係あるのだろうか?ないだろうね。
とにかくこのくるくる模様好きです。
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# by oswtknr | 2004-12-28 23:04 | 手仕事

雪だるま男

今日は5人で米沢へ行ってきました。自然食品の店「苹果(りんご)屋」と野菜料理の「やさいと10時半」。

苹果屋に間借りしている「きなりブロート」の天然酵母パンは大大大おすすめです。手に持つとずっしりと重みがあって、もちもちもぐもぐぱくぱくとても食べがいありますよ。かむほどに滋養を身体に取り入れている、そんな気がしてくるです。
パン職人のミホちゃんイチオシの食べ方はスライスしてから水に濡らして焼きます、すると焼きたてと同じ味で食べられるのですよ。僕は「日々のパン」と「フルーツパン」がとくに好きです。
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そしてやさいと10時半、これは店名です。とにかく出てくる料理みんな野菜料理なんです、ほんとに。以前、札幌から来た友人を連れて行ったことがあって、珍しさとおいしさに「すごーい」を連発しておりました。店の中に置かれている南アジアの小物たちもいい味出してます。きょうのコスタリカ産無農薬コーヒーもおいしかったです。

えーそれから「苹果屋」と「やさいと10時半」に縄文建築クラブ製キャンドルランタン置いてもらいました。わーい!どうもです、こちらもよろしくです。
ちなみに「苹果」は宮沢賢治の本にリンゴの旧字として使われています。
それにしても米沢って山形より車で1時間も南にあるのにどうしてあんなに雪が多いのかな?
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# by oswtknr | 2004-12-25 22:18 | ヤミヤミ

おおさわサンタ

c0009461_18135786.jpg1周年ライブに続いて小国町の茶飯美に行ってきました。
2月のカンボジア映画祭のチケットとチラシを店においてもらうためと、茶飯美限定販売の縄文建築クラブ製キャンドルランタンを納品、そしておおさわサンタ。
ランタンは、「ひとつしか残ってないよ」って聞いてから、うれしくなって二晩夜なべして作りました。カードも付けました。お手に取ってごらんあれ。
きょうのランチです。薄切り大根と豚バラの重ね煮。コーヒーも着いて700円。ヤミヤミ。
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# by oswtknr | 2004-12-23 23:08 | 日常茶飯美

いいんでないかい

今夜、ファミリーマートへ行ったら、レジの女の子、道南か青森出身だなあ。
あっちのイントネーションでした、なつかしかったよー。よっぽど「函館?青森?」って聞きそうになっちゃった。
山形の言葉もとてもいいですよ、もちろん。やっと聞き取れるようになったし。
したっけ函館の言葉はさ、いいんでしょー。とくに女性の話し言葉はどうもね、うまく説明つかないんだけど心が揺れちゃいましたね。ばかみたいですが。
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# by oswtknr | 2004-12-20 23:17 | ふむ

blues

12月18日、昨晩、小国の茶飯美でオープン1周年ブルースライブがありました。小国町は新潟との県境の町です。
夜に店へ入るのはとてもひさしぶり。

夜の店は黒い柱や梁や床と漆喰塗りの壁や天井、カウンターのガラスなんかが白熱灯にやわらかく浮かんでそれはそれは雰囲気がいいのですよ。夜の暗さとランプの灯りが、まるで街の夜景にワクワクするように、その場にいる人をいい気持ちにさせてしまいます。
くわえて昨夜はうまい酒、ノリの良いお客さんたち、ブルースマン田中まことの魂のこもった歌。ぜいたくな夜でありました。
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そして僕がいちばんうれしかったのはですね、やさしそうな地元の常連さんが大勢いることがわかったことです。店そのものはもちろん店主夫妻子、店の人々がみなさんに気に入られているってことですよね、これは。えらいぞー金メダルだー気合いだー!

なにせここは山形縄文建築クラブの初出動の場でもありますから、おもわずホロリでした。
ちなみにこの様子は「現代農業」誌に掲載されるそうです。
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# by oswtknr | 2004-12-19 10:49 | 日常茶飯美

書店パトロール

ロバート・B・パーカーの「背信」。
先月スペンサー・シリーズの「悪党」が文庫になったばかりだったから油断していましたが、今月はパトロール強化月間だったのですぐ見つかりました。

気の利いたセリフ、ダンキンドーナツ、男たち、スーザン。類型化、パターン化、寅さん化。これがつまらないかというとおもしろいのですね。シリーズ中の「初秋」、「残酷な土地」なんかと比べればたしかにふつうです。それでも書店の平棚に並んでいるのを見つけると、中を確かめることなく買っちゃいますね。好物の食べ物を目の前にすると無意識に手が伸びちゃって口に入れている、そんなことありますよね。

で、12月の夜長コーヒー飲みながらほとんど一気に読んじゃうわけだ。至福。
同じようにイアン・ランキンの新刊も発見次第即購入、したのですが、こちらは冒頭でひっかかったままフリーズ、正月用になりそうです。
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# by oswtknr | 2004-12-17 22:17 | 書店パトロール

心は少年

クリスマスの買いものにトイザラスに行ってきました。
いやいやすごいなっす。ケースに鎮座したピカピカの金属製「グレートマジンガー」、クールなパッケージの「ウルトラホーク1号」プラモ、そして「ガンダム」。

あの充実ぶりはいったい!小さな10センチくらいの完成済みのやつから巨大なパッケージ入りのプラモデルまであって、プレゼントを買いに行ったはずなのに、そっちのけで一つずつ手に取りながら「ふむ」なんてね。もうちょっとで1500円の組み立て済み「ザク」を買ってきてしまうところでした。それでもよかったんですが。

いまはほとんどアニメ見ません。けど「ガンダム」には弱いですねえ、しかも最初のガンダム。そのあとのシリーズはもうよくわからないです。ちょっとだけトライしてみましたが僕には無理でした。安彦良和の「THE ORIGIN」最高です。
おっとこのブログはこういう話をするために開いたわけではないのですが、ついついガンダム話してしまいそうだなあ。
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# by oswtknr | 2004-12-16 22:55 | ガンダム