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ドキリの巻

ドキリの巻_c0009461_20191721.jpg友だちは「バッファロー'66」を観たそのときの感情や真冬の情景をよく覚えてるっていってた。映画とその時の記憶がいつもセットになって思い出すんだって。

印象に残る映画をみたときってそのときの映画以外のこともよく覚えてる。
逃亡者」のトミー・リー・ジョーンズがあまりにもかっこよくて映画館を出てから同じ黒いスエード靴を探しに秋の街を歩きました。「キッズリターン」があまりにも心にぐさぐさ刺さりまくって帰り道ささいなことからケンカしてひとり歩いて帰ったことがあったよそういえば。そうだ、中学生の頃「転校生」をみて思春期真っ最中の僕らにはど真ん中だったんだろうな、呆けたように帰ったことを覚えてる。高架下の京成ウエストだ、懐かしい。
それから、となりの女の子のことが気になっちゃって映画どころじゃなかった、などということもときどきあったかも。ちらっと横を見たそのとき映画の明かりで横顔が見えてドキリ、とかね。もう映画どころじゃないもんね。青春ですね。「あの映画よかったよね」っていったら、「それ私知らない」ってまた別のドキリで気まずくなったり、ということもあるな。

星空上映会です。このチラシは日常茶飯美のマスター・オビワン・ケノービです。
僕の中の個人的妄想的自己満足的な情景をほぼそのもののようにあらわしていてそれがとてもうれしいのですよ。ドキリです。
今年は茶飯美屋台が出張なんだって。カクテル飲みながら映画もいいぞー。
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by oswtknr | 2006-07-16 21:52 | 映画