2008年 02月 02日
2月の猫山さん
ラッセル・クロウとリドリー・スコットのコンビはいいな。デンゼル・ワシントンもよかったぞ。
ヘロイン売買を始めたアフリカ系ギャング、それに付け入ろうとするイタリア系ギャング、そのギャングの上前をはねる警官、悪いヤツばっかりでてくるのがたまらないですな。
ネコババもせずワイロも受け取らないから仕事を干されて、そのうえ私生活は滅茶苦茶だし、ダサイし、やってらんねえよってところでそれでも意地を通すラッセル・クロウのリッチー・ロバーツ刑事は拍手を送りたいほどに小気味いい。「ならぬものはならぬ」って会津藩の家訓だっけな?昼間悪党を追いかけながら夜学に通うっていうのがまたいいんだな。「L.A.コンフィデンシャル」のバド・ホワイトといい、ラッセル・クロウはこういう役がほんとにうまい、というか似合いすぎる。
「フレンチ・コネクション」と「アンタッチャブル」と「ゴッドファーザー」のおもしろさ、で伝わるだろうか。
予告ではBobby Womackの「Across 110th Street」、ジャッキー・ブラウンのサントラの1曲目にはいってるあれです、が流れていたからBGMもすごいのかと思っていたけれどわりとおとなしかった。ところどころにビシッと使われていたけど個人的にはもっとバンバン音楽入れてもオッケーだな。
農薬入り餃子、世間の注目を逸らせたい悪い奴らの陰謀じゃないか、っていうのは考え過ぎ?オノレ達が税金の上前はねてるのを知られたくない奴らとかさ。ガソリンのことはどーなってしまったのだ。マスコミはすっかりギョーザに熱中しているぞ。
by oswtknr
| 2008-02-02 23:19
| 映画